2018年6月12日、ワンファイナンシャルからどんなレシートでも10円に現金化できるアプリ「ONE(ワン)」を発表しました。
なんと発表から16時間ほどで8万5千ダウンロードされました。既に7万人以上が利用を行い25万枚(250万円分)以上のレシートが現金化されたようです。
あまりの反響から6月13日時点では一時利用停止となりました。もともと当初は月間1万枚ほどを予想していたようなので、2年以上の分が一気にきたらそりゃ機能停止になりますね。
以前にも現金化アプリ「CASH」などが、同じような事態に陥ったのも記憶に新しいところです。やっぱりお金絡みはみんな凄い殺到しますね。
ちなみにワンファイナンシャルと言えば、ONEPAYMETでおなじみのクレジットカード決済ツールを運営している会社です。
CEOが高校生という事もあって非常に注目されておりますが、このONEPAYMENTは現金化が簡単に出来てしまうなどちょっとした問題も抱えており、社会的な評価はいま一つです。
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そんなレシート現金化アプリONEですが、爆発的な人気の裏でネット上ではこんな危険があるのではとも懸念されております。
代表的なものをいくつか挙げてみたいと思います。
個人情報が危ない!?
利用する為には運転免許証などの本人確認が必要なので、たかが10円で個人情報がガッチリ取られると懸念する人も多いようです。
ただ、どんなサービスでもそうですが、お金が絡むものは身分証の確認が必要なものです。
この辺は割り切って使うしかないと思いますが、やはり気になるのはセキュリティ面です。
この辺がしっかりしていないと個人情報ダダ漏れなんて事も十分予想されますので、その辺は少し怖いところです。
迷惑メールが大量に届く!?
恐らく企業にデータを売るため、今後企業からのメルマガや案内メールなどが大量に届くような事態になるのではないかと予想されております。
これは恐らく実際にそうなるのではないでしょうか。
運営していく上でデータを収集して企業に売るわけですから、当たり前のようにこのアプリもメディア化されメルマガやポップアップ通知などが大量に送られてくる日もそう遠くはないと思います。
すぐに何らかの制限が掛かりそう
CASHの時もそうでしたが、サービス開始当初はなんでもOKというガバガバ査定のため、速攻でサービスが停止しました。
ONEでも同じように現時点では基本的にどんなレシートでもOKというガバガバ査定なので、誰でも簡単に一日100円をGETする事ができてしまいます。
さすがにこれでは企業にデータを売って商売する前に資金難に陥ってしまう事は目に見えてます。
また、例えばコンビニのレジ横にあるゴミレシートを拾ったり、人からもらったレシートでも現金化できてしまいます。
これを無関係な人間がアップした情報など、企業が欲しがるビックデータにはならないような気がします。
そのため、恐らく今後はこの場合のレシートはダメ、あれもダメなどとちょっとしたハードルが出てくると思われます。
そうなってくるとサービスは衰退し、あっという間に過疎化されることも予想されます。
過度な期待をしていると実際には使えないアプリという事でガッカリするかもしれませんね。
まとめ
総合的にみるとお小遣いアプリとしては非常に有能だと思います。
制限が入らないのであればどんなレシートでもお金になるのでやらない手は現状の機能であればやって損はないのではないでしょうか。
毎日10枚アップするだけで月に3,000円が簡単に手に入るのですから、ちょっとした小遣いにはなりますね。
ただ、連動して個人情報と生活情報が結びついてしまうため、その辺が嫌な人は利用しない方が賢明でしょう。また、個人情報がどのように扱われるかなども良く分かっていないため、不安を覚える人は利用しないに越したことはありません。
あとはいつサービスが再開されるかが楽しみです。
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